投資家カール・アイカーン氏、アップル株は依然として過小評価されていると発言

投資家カール・アイカーン氏、アップル株は依然として過小評価されていると発言

投資家のカール・アイカーン氏は水曜日、アップル株は依然として過小評価されていると考えており、同社株の目標価格を修正する予定であると述べた。アイカーン氏は同社株を「考えるまでもない」投資と呼んでいる。

投資家カール・アイカーン氏、アップル株は依然として過小評価されていると語る

AppleInsider:

億万長者のアイカーン氏は水曜日にCNBCに出演し、自身とチームはAppleの素晴らしい四半期決算に満足していると述べた。アイカーン氏は巨額の資産を悪用して上場企業に介入してきたことで知られているが、Appleとその継続的な成功については概ね好意的に評価している。

「私はあまり多くの銘柄を推奨しません。本当にそうすべきだと思わない限り、そうするのは好きではありません」とアイカーン氏は述べた。「そして、この銘柄は私にとって驚くべきものです。なぜなら、10年に1つ、いや、2、3つくらい、こういう銘柄が出てくるからです。」

アイカーン氏は、投資家たちは1年以上もアップルを「理解」していないと述べており、今週発表された2015年度第1四半期の素晴らしい決算を踏まえると、自身が推し進めてきた203ドルの目標株価を修正し、株価をさらに引き上げる可能性が高いだろう。

アイカーン氏は「ガイダンスを修正する必要があるだろう」と述べた。

アイカーン氏とそのチームは依然として、アップルは自社株買いにもっと多くの現金を費やすべきだと考えている。特に自社株が過小評価されているからだ。2015年度第1四半期末時点で、アップルは1790億ドルの現金を保有していた。

アイカーン氏は通常、素晴らしい製品を作ったとしてアップルのCEOティム・クック氏とアップルの経営陣を称賛したり、同社の財務管理に異議を唱えたりしている。

アイカーン氏とアップルの関係は、アイカーン氏がアップルに自社株買いを促す株主委任状を提出しようとした2013年末以降、改善している。しかし、2014年初頭にアップルが約140億ドル相当の自社株買いを行った後、アイカーン氏はこの提案を断念した。

2014年8月時点で、アイカーン氏はAAPL株を約4,500万株保有しており、iPhoneメーカーに相当な投資をしていることになる。