Appleは昨夜ラスベガスで開催された全米放送事業者協会(NAB)カンファレンスで、プロ向けビデオエディタ「Final Cut Pro X」の最新版をプレビューしました。iMovie '11をベースに開発されたものですが、本格的なプロ向け機能を備えていることは明らかです。Macworldの報道によると、
完全なバックグラウンドレンダリング(Appleのビデオアーキテクト、ピーター・シュタイナウアー氏は「レンダリングダイアログはもう不要です!」と述べています)とインライン精密エディタに対応しました。また、iMovieやiMovieと同様の自動顔検出機能(単独またはグループ)と、ショット識別機能(ミディアム、ワイド、クローズアップ)も備えています。
Engadgetは、このアプリは64ビット版となり、4GB以上のRAMを扱えるようになり、4K動画(水平4000ピクセル)も扱えると報じています。1080p HDはたったの 10801920横長ピクセル!さらに以下の機能も搭載:
メディア取り込み前の編集、マグネティックタイムライン、人物検出、クリップ間の即時カラーマッチング、カスタムキーワードと人物に基づくメディアのスマートコレクション、インポート時の自動画像安定化など、さまざまな機能を備えています。
Final Cut Pro X は、スティーブン・スピルバーグのまったく新しい波の到来を告げるものとして、Mac App Store から 299 ドルという格安価格で 6 月に発売される予定です。
[ EngadgetとMacworld経由]