Siriは非常に有能なパーソナルアシスタントですが、どうやらビジネス志向の兄弟機も存在するようです。Apple のiOSデバイスに搭載されているバーチャルパーソナルアシスタントを最初に開発したSRI International社は、 Appleのバーチャルアシスタントのビジネス版であるKasistoを発表しました 。
SRIインターナショナル:
SRIのスピンオフ企業であるSiriは、モバイル仮想パーソナルアシスタントとの会話という概念を初めて普及させました。Kasistoはモバイル会話を新たなレベルへと引き上げ、消費者が複雑なタスクをモバイルデバイス上で実行できるようにします。複雑なタスクは、多くの場合、深い専門知識と人間同士のやり取りを必要とします。Kasistoの会話型人工知能プラットフォームにより、企業は自社のモバイルアプリケーションに、ブランド化された会話型仮想パーソナルアシスタントを迅速かつコスト効率よく統合できます。
企業はKasistoを自社アプリに統合することで、Siriのようなインタラクションのパワーをアプリ内の特定のタスクに活用できるようになります。企業はKasistoを「トレーニング」し、アプリ内で活用できる専門分野のエキスパートに育てることができます。
SRI によれば、Kasisto 会話型プラットフォームにより、企業は数か月ではなく数日または数週間以内に、モバイル アプリケーションにインテリジェントな仮想パーソナル アシスタント機能を追加できるようになるとのことです。しかも、コストは現在市場にあるソリューションの数分の 1 です。
このソフトウェアプラットフォームはコンテキストアウェアであり、テキスト、タッチ、音声といったモダリティに加え、自然言語理解と推論機能も提供します。また、ソフトウェア開発キット(SDK)も提供されており、既存のモバイルアプリケーションへの容易なカスタマイズと統合が可能です。
(Cult of Mac経由)