Appleが「AIパートナーシップ」の創設メンバーに正式に選出

Appleが「AIパートナーシップ」の創設メンバーに正式に選出

Appleは、AIパートナーシップ(Partnership on AI)の創設メンバーとして正式に選出されました。Siriの共同創業者であり、現在Appleでバーチャルアシスタントの先進開発を率いるトム・グルーバー氏が、同パートナーシップの初代評議員会に就任します。

Appleが「AIパートナーシップ」の創設メンバーに正式に選出

Appleは、AIパートナーシップ(Partnership on AI)の創設メンバーとして参加しました。同社はパートナーシップが初めて発表される以前から関わり、協力してきました。Amazon、Facebook、Google/DeepMind、IBM、Microsoftとともに正式なメンバーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。

非営利の研究コンソーシアム「Partnership on AI」は、「AI技術に関するベストプラクティスを研究・策定し、AIに対する一般の理解を深め、AIとそれが人々や社会に与える影響についての議論と関与のためのオープンプラットフォームとして機能すること」を目的として設立されました。

同財団はまた、「AIとその潜在的な利点および潜在的なコストに関する一般の理解と認識を高め、一般の人々やAI分野の他の人々から質問や懸念が生じたときに信頼できる専門家の窓口として機能し、AIの進歩の現状について主要な構成員に定期的に最新情報を提供すること」を目指しています。

これまでAppleはAIおよび機械学習プロジェクトについて秘密主義を貫いてきましたが、最近は少し緩和し、研究者が研究に関する論文を発表できるようになりました。Appleが人工知能研究コミュニティへの関与を深めていることは、優秀なAI人材をプロジェクトに引き付けようとするAppleにとって大きなメリットとなるでしょう。