月曜日に開催されたAppleの大型メディアイベントは、数々のニュースで溢れていました。中でも特筆すべきは、Appleが新たに発表したゲームサブスクリプションサービス「Apple Arcade」です。この新サービスでは、坂口博信氏、ケン・ウォン氏、ウィル・ライト氏をはじめとする著名クリエイターによる100タイトル以上の新作独占ゲームが配信されます。
App Storeは、約30万本の無料および有料ゲームを擁する、世界で最も成功し活気に満ちたゲームプラットフォームです。広告やアプリ内課金によって支えられている無料ゲームは、世界中の何億人ものプレイヤーに楽しまれています。有料ゲームは批評家から高く評価され、プレイヤーにも愛されることが多いですが、無料ゲームとの競争は厳しく、最高のゲームでさえ限られたユーザー層にしか届いていません。Apple Arcadeは、単一のサブスクリプションというシンプルな仕組みで、このようなゲームをApp Storeの10億人を超えるゲームユーザーに提供します。Apple Arcadeは、App Storeで既に絶大な人気を誇る無料ゲームのカタログを完璧に補完し、iOSをあらゆる年齢層のプレイヤーにとって最高のゲームプラットフォームへと導きます。
Apple Arcadeでは、厳選されたコレクションのあらゆるゲームに無料でアクセスでき、プレイし放題、広告なし、広告トラッキングなし、アプリ内購入なしの体験を提供します。Appleは、Apple Arcadeはユーザーのプライバシーを尊重するとしています。
Appleは新サービスでゲームを厳選するだけでなく、開発コストを分担し、ゲームクリエイターと緊密に連携しています。Annapurna Interactive、Bossa Studios、Cartoon Network、Finji、Giant Squid、Klei Entertainment、コナミ、LEGO、Mistwalker Corporation、セガ、Snowman、ustwo gamesなど、数十社の開発会社がゲームを提供します。
「App Storeは世界最大かつ最も成功しているゲームプラットフォームです。そして今、モバイル、デスクトップ、そしてリビングルーム向けの初のゲームサブスクリプションサービスであるApple Arcadeによって、ゲームの世界をさらに進化させていきます」と、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィル・シラーは述べています。「世界で最も革新的なゲームデベロッパたちと協力し、iPhone、iPad、Mac、Apple TVでプレイできる100以上の新作独占ゲームを制作しています。Apple Arcadeのゲームは家族連れに最適で、ユーザーのプライバシーを尊重し、広告や追加購入は一切ありません。あらゆる年齢層のプレイヤーにApple Arcadeを気に入っていただけると確信しています。」
すべてのゲームはオフラインでもプレイ可能で、多くのゲームはゲームコントローラーに対応しています。Apple ArcadeのゲームはiPhone、iPad、Mac、Apple TVの各デバイスでプレイでき、プレイヤーは別のデバイスでもゲームの続きからプレイできます。新しいゲームが定期的にサービスに追加されます。
Apple Arcadeは今秋、150カ国以上でサービス開始予定です。iOS、macOS、tvOSの各デバイスでApp Storeに専用タブが表示されます。サービスへの参加をご希望の開発者の方は、developer.apple.com/apple-arcadeをご覧ください。
