iPadがタブレット業界を席巻していることは既に明らかですが、別の業界、つまりネットブックをも締め上げている可能性があります。市場調査会社Canalysの最新データ（CultofMac経由）によると、タブレットの出荷台数は前年比200%増加している一方で、ネットブックの売上は減少し続けています。
AppleがiPadを生産できる限りのペースで販売している一方で、ネットブックの出荷台数は昨年同時期と比べてさらに34%減少しています。しかし、iPadとの戦いの犠牲はネットブックだけにとどまりません。Canalysによると、タブレットは徐々にPC業界全体を圧倒しつつあるようです。
米国では、パッドはクライアントPC出荷全体の40%に近づいています。コンテンツとアプリの選択肢が幅広いため、米国の消費者にとってパッドの提案は非常に強力です。
しかしCanalysは、MacBook Airのような超薄型デバイスや、IntelのUltrabook仕様に基づくデバイスの人気の高まりが、タブレットの影響力の拡大に対してPC業界のバランスを保つのに役立つかもしれないとも指摘している。
