ロシア教会、Appleの「冒涜的」ロゴを非難

ロシア教会、Appleの「冒涜的」ロゴを非難

確かにリンゴは原罪の象徴ではあるが、「冒涜的」とでも言うのだろうか?ロシアの一部極右正教徒が、Appleのロゴが「冒涜的」だとして憤慨している。

CNET:

ウェブ上で広まっているロシアのニュース報道の翻訳によると、一部の保守的な信者は、かじられたリンゴの絵を聖書におけるアダムとイブの原罪の象徴と見なしているという。中には、ロゴを覆い隠して十字架の絵に置き換える者もいる。

この反発は、教会が教会の影響力に対する脅威と見なすものに対して敏感になっていることに起因している可能性がある。パンクロックバンド「プッシー・ライオット」がロシアの主要な大聖堂の一つで物議を醸す抗議活動を行った後、教会はバンドのリーダーたちの投獄を求めた。今、教会は、教会への敬意を欠く行為と見なすあらゆる行為を取り締まろうとしているのかもしれない。

Appleの名前とオリジナルのロゴが、アイザック・ニュートンと、木から落ちて彼の頭に落ちたあの有名な果実の物語にインスピレーションを得たものだということは、教会にとっては問題ではないのでしょう。(現在のロゴが聖書と関連しているなんて、私はこれまであまり考えたことがありません。Appleの欠けた部分が、Appleから「バイト」を取り出すことと何らかの関連があるのだろうと、ずっと思っていました。)

ロシア議会では、新たな冒涜禁止法案が提出されており、この法案はAppleがロシア国内で自社ロゴ入り製品を販売することを事実上禁止する可能性がある。今のところ、Appleはこの件についてコメントしていない。

いざというとき、Appleはロシアに味方を持つ可能性がある。ロシアの政党「ヤブロコ」は、いわゆる「聖職者警察国家」を作ろうとする動きを強く批判しており、この動きは「ロシア正教会と世俗的な市民社会の間の対立を意図的に煽っている」と批判している。

ヤブロコがクパチーノの会社にとって自然な同盟者であるのには別の理由もある。その会社の名前もロシア語で「リンゴ」を意味するからだ。