Instagramは近々、ユーザーがサブスクリプションを通じてお気に入りのクリエイターを支援できるようになる予定

Instagramは近々、ユーザーがサブスクリプションを通じてお気に入りのクリエイターを支援できるようになる予定

Instagramは、PatreonやOnlyFansといったサービスに倣い、ユーザーがお気に入りのクリエイターの限定コンテンツを有料で購入できるようにしました。これは、従来の広告といった従来の収益化方法から脱却しようとするInstagramの取り組みの一環です。

Instagramの責任者アダム・モッセリ氏は、2021年5月にThe Informationとのインタビューで、  プラットフォームがサブスクリプションのアイデアを検討していると述べ、「ファンとクリエイターの間の金銭的な関係を促進するには様々な方法がある」と説明した。「差別化された、ユニークな、あるいは限定的なコンテンツを購読できることは、ファンにとって広告を見るよりも、実際にはより付加価値を感じます」とモッセリ氏は付け加えた。

Instagramは上記の目標達成に向けて対策を講じているようです。TechCrunch報道によると、InstagramのApp Storeに最近、新たなアプリ内サブスクリプションが追加されたとのことです。Sensor Towerが最初に発見したこの新しいアプリ内課金は、「Instagramサブスクリプション」として0.99ドルと4.99ドルで販売されています。以前は、アプリ内課金で購入できるのは「Instagramバッジ」のみでした。

この新しいサブスクリプションでは、ユーザーはお気に入りのクリエイターに料金を支払い、無料ユーザーには公開されていない限定コンテンツを視聴できるようになるようです。リバースエンジニアのアレッサンドロ・パルッツィ氏が共有したスクリーンショットには、サブスクリプションに「メンバーバッジ」(登録者のユーザー名の横に「特別なバッジ」が表示される)と「限定コンテンツ」が含まれることが示されています。

#Instagram はファンクラブ限定ストーリーの制作を続けています 👀

ここはファンクラブ名、登録者、設定を管理できるセクションです。pic.twitter.com/1FJDRRQmVg

— アレッサンドロ・パルッツィ(@alex193a)2021年8月12日

クリエイターにとって、プラットフォーム上で収益化できる手段はサブスクリプションだけではありません。Instagramは、有料フォロワーに独占ストーリーへのアクセスを提供する「Exclusive Stories」にも取り組んでいると報じられています。