医師が求めるものとしては珍しいリストのように思えるかもしれませんが、CNBCによると、iPadは医師にとって急速に不可欠なツールになりつつあるそうです。患者に病状を説明するなど、様々な用途でiPadを使用する医師たちは、iPadが診療に欠かせない存在であることにますます気づき始めています。
ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターでは、開院初日からiPadが患者ケアの柱となりました。iPadのグラフィックを用いて患者に病状を説明することで、多くの患者にとって病状がはるかに理解しやすくなりました。さらに、米国政府の「Meaningful Use(意味のある利用)」プログラムによって、電子医療記録(EHR)の利用が急速に進んでいます。このプログラムでは、医師や病院は一定の基準を満たすことで、メディケアとメディケイドから医療技術の費用を償還してもらえます。このプログラムと患者への透明性の向上により、医療ソフトウェア企業はiPadやその他のタブレット向けの医療アプリの開発に躍起になっています。
iPadは既に広く普及しており(iPad 2を探しているのでない限り)、入手しやすいため、この取り組みの恩恵を最も受けるのはiPadでしょう。病院は、後から出てくるものを待つことなく、今すぐタブレットを導入できます。これは消毒ビジネスにとっても大きなメリットとなるでしょう。Lymsatのような製品は、タブレットを清潔で安全に保つための、ジップロックバッグを使うよりもはるかに洗練されたソリューションです。私たちのErica Sadunもジップロックバッグを絶賛しています。
ベス・イスラエル・ディーコネスでiPadがどのように使われているかは、以下のビデオをご覧ください。
CNBC、TUAW経由、画像クレジット: オバマ・パックマン