レポート:アップル、ディズニー、グーグル、Twitter買収で撤退

レポート:アップル、ディズニー、グーグル、Twitter買収で撤退

Twitterはまだ買収の可能性があるものの、Apple、Disney、Googleはショートメッセージサービスへの入札を断念する模様だ。Recodeは水曜日、関係者の話として、3社とも買収から撤退したと報じた。

Twitterロゴ

事情に詳しい情報筋によると、Googleは現時点でTwitterへの買収提案は行っていない。検索大手のGoogleは、このソーシャルコミュニケーション企業Twitterの買収候補として有力視されてきたものの、この取引に詳しい関係者によると、現時点では買収に向けた動きは進んでいないという。

さらに、Recodeが今週取材した複数の情報筋は、Appleが買収提案の候補となる可能性は低いと述べており、ある情報筋はTwitterがAppleからの提案を「期待しすぎない」べきだと述べている。【追記】 ディズニーも買収提案を検討していたが、関係者によると、同社は提案しない予定だという。

9月には、Twitterが複数の大手テクノロジー企業から買収提案を受けており、同社の取締役会も提案を検討する意向を示しているとの報道があった。年末までに合意に至る可能性があると見られていた。

Apple、Disney、Google が候補から外れたため、クラウド コンピューティング企業の Salesforce が Twitter 買収の最有力候補のように見えるが、今のところ同社はこの憶測についてコメントしていない。

Twitter社は10月27日に四半期決算を発表する予定で、それまでに合意できればと考えているが、その可能性は日を追うごとに小さくなっているようだ。Twitter社の株価は時間外取引で下落した。