Appleは本日、WWDC 2015において、オールインワンの音楽アプリとストリーミングサービスである新しいApple Musicを発表しました。Apple Musicは、ストリーミング音楽サービス、Appleが提供する24時間放送のワールドワイドラジオステーション、そしてアーティストがファンとコンテンツを共有するための連携機能を組み合わせたものです。Apple Musicは6月30日より100カ国以上で利用可能となります。
アップルミュージック
Apple Musicは、Apple Musicライブラリ全体をお気に入りのデバイスで再生できるようにし、ライブラリ内のあらゆる曲、アルバム、プレイリストをストリーミング再生できます。Appleは世界中の音楽エキスパートを雇用し、ユーザーの好みに合わせてプレイリストをキュレーションしています。新しい「For You」セクションでは、アルバム、新作、プレイリストを幅広く提供しています。
Siriは音楽認識機能も強化されました。ユーザーはSiriに「1994年のベストソングをかけて」「FKAツイッグスのベストソングをかけて」「2011年2月のナンバーワンソングは何?」などと尋ねることができます。
Apple Musicラジオ
Appleは、100カ国以上で放送されるライブラジオステーション「Beats 1」を提供します。24時間放送のこのラジオ局は、ロサンゼルスのゼイン・ロウ、ニューヨークのエブロ・ダーデン、ロンドンのジュリー・アデヌーガというDJ陣が担当します。これらのラジオ局は、世界中のリスナーに同時に同じ番組をストリーミング配信します。番組では、音楽、独占インタビュー、ゲストホストなど、音楽界の様々な情報をお届けします。
Apple Music Radioでは、世界トップクラスのDJが制作したステーションも提供され、インディーロックからクラシック、フォークからファンクまで、幅広いジャンルの曲をお楽しみいただけます。有料会員の方は、お好きなだけ曲をスキップできます。
Apple Music Connect
Apple Music Connectでは、アーティストはiPhoneから直接、歌詞、バックステージの写真、動画を共有したり、最新曲をリリースしたりすることができます。ファンはアーティストの投稿にコメントしたり、「いいね!」したりできるほか、メッセージ、Facebook、Twitter、メールで共有することもできます。アーティストはコメントに直接返信できます。
価格と販売状況
6月30日より、Apple Musicは3ヶ月間無料会員としてご利用いただけます。その後は月額9.99ドルのサブスクリプション料金がかかります。また、最大6人まで月額14.99ドルでご利用いただけるファミリープランもご用意しております。
Apple Music は、6 月 30 日より iPhone、iPad、iPod touch、Mac、PC で利用できるようになります。Apple Music は、今秋、Apple TV と Android フォンでも利用できるようになります。