アナリスト:アップルの「iPad mini」は競合他社にとって最悪の悪夢となるだろう

アナリスト:アップルの「iPad mini」は競合他社にとって最悪の悪夢となるだろう

タブレットメーカー各社は、400ドル以上の市場ではアップルのiPadと競争するのは不可能だと考えており、300ドル以下になると予想されるアップルの小型iPadの登場は、競争相手にとってさらに厳しい状況をもたらすだろう。

AppleInsider:

スターン・アギーのアナリスト、ショウ・ウー氏は、Appleのいわゆる「iPad mini」が「競合他社にとって最悪の悪夢」となるだろうと述べた。ウー氏は、競合他社は既に399ドルのiPad 2や499ドルのiPadとの競争に苦戦しており、Appleがさらに低価格帯にすることで、タブレット市場におけるシェアは拡大するだけだと指摘した。

ウー氏によると、最大の問題は、Appleが競合他社に「果敢に挑み」、利益率を下げて199ドルという価格帯に到達するかどうかだ。Google Nexus 7やAmazon Kindle Fireといった競合製品は、まさにこの点で成功を収めている。

しかしウー氏は、Appleがその価格まで値下げする必要はないと考えており、新製品に350ドル程度の価格を設定しても、Appleは成功を収めることができると考えている。

すでに 199 ドルの価格帯の製品 (8GB の iPod touch) があり、iPad 2 が 399 ドルであることを考えると、iPad mini の価格帯を 299 ドルまたは 349 ドルにするのが同社にとって最も合理的だと Wu 氏は言う。

iPad miniは1,024×768の解像度で動作し、前面と背面にカメラを備え、iPhone 5や最新モデルのiPodで導入された小型のLightningコネクタを搭載すると予想されている。

Appleは来週火曜日にメディアイベントを開催し、小型のiPadと新しいMacハードウェアを発表すると予想されている。