ライトエイド、店舗でApple Payを無効化

ライトエイド、店舗でApple Payを無効化

ドラッグストアチェーンのライトエイドは、今週初めにアップルの新しいモバイル決済サービス「Apple Pay」を店舗のPOS端末で有効化した後、無効化したと報じられている。

Apple Pay端末

マックルーマーズ:

Apple Pay は技術的には NFC テクノロジーをサポートするあらゆる POS システムと互換性があるはずだが、今週初めに Apple Pay で支払いを正常に済ませた顧客が、昨日と今日、支払いが拒否されていることに気付いた。

ユーザーのジョシュ・ハドナル氏は木曜日に自身のブログで自身の体験を語り、ライトエイドが意図的に店舗でのApple Pay決済をブロックしているという結論に至った。ハドナル氏は、水曜日は地元のライトエイドでApple Pay決済が問題なくできたものの、今日はがっかりしたと綴っている。

今日、アリソンにオフィス帰りにいくつか買ってきてほしいと頼まれました。私はかなりのオタクなので、もちろん喜んで引き受けました。ところが、Apple Payは利用できないというメッセージが端末に表示され、決済が拒否された時には、同じようにがっかりしました。端末はApple Payの名前を出していたので、システムはApple Payの存在を認識し、利用不可と判断するほど賢いのです。

その後、レジ係はハドナル氏に、ライトエイドがApple Payでの決済を受け付けていないことを通知するメールが各店舗に送られたと伝えた。ハドナル氏は、ライトエイドがMerchant Customer Exchange(MCX)が近々導入するCurrentC決済システムの支援者として関与していることが原因ではないかと考えている。

Twitterの報道によると、ドラッグストアチェーンのライトエイドはApple Payのサポート終了と同時にGoogle Walletのサポートも終了したとのことだ。ライトエイドはどちらのサービスも終了したことをまだ確認していない。

MCXは、ウォルマート、ベスト・バイ、ベッド・バス・アンド・ビヨンド、シアーズ、CVS、セブンイレブン、ウェンディーズなど、多くの小売業者から支持されています。これらの小売業者がApple Payへの対応に消極的だったのも、このことが一因と言えるでしょう。

なぜ小売業者は全ての決済システムに対応できないのでしょうか?当然ですよね?対応している決済システムが多ければ多いほど、お客様はお店で簡単にお金を使うことができます。選択肢が増えれば、決済方法も増え、利益も増える、そうでしょう?ところが、TUAWの報道によると、MCXのポリシーでは、加盟店は他のモバイルウォレットからの支払いを受け付けないようになっているようです。