iPhone 5の圧倒的な需要は、Appleの製造パートナーであるFoxconnにとって手に負えないものであることが判明しており、同社はこの人気機種の需要を満たすのに苦戦し続けている。
AppleInsider:
ロイター通信の報道によると、フォックスコンの郭台銘会長は水曜日、同社がアップルのiPhone 5への旺盛な需要に応えるのが困難になっていることを認めた。フォックスコンは、iPhoneを含む多くのアップル製品の組み立てにおいて、主要パートナーである。
郭氏はiPhone 5を作るのは簡単ではなく、同社が「膨大な需要に応える」には至っていないと語ったと伝えられている。
iPhone 5は9月の発売以来、供給不足により販売が低迷している。Appleは、同機種の需要に「完全に驚かされている」と述べている。
デバイスの2つの新機能であるインセルタッチパネルとアルミニウム製筐体は、デバイスの製造時に品質管理上の問題を引き起こしたとされている。匿名のフォックスコン関係者は10月、iPhone 5は同社がこれまで組み立ててきた中で「最も組み立てが難しいデバイス」だと述べた。
フォックスコンが生産増強のためフォックスコン・インターナショナル・ホールディングという子会社に生産拠点を拡張したとの噂が1カ月前に浮上したことについて尋ねられると、郭氏はコメントを控えた。