欧州の自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、Appleユーザーを特に念頭に設計されたビートルの新型モデルを発表しました。iBeetleと名付けられたこの車には、iPhoneドックが内蔵されています。また、車両の特定機能の制御、オイルや冷却水の温度調整、診断情報の提供などを行う専用アプリも搭載されています。
フォルクスワーゲンのプレスリリースより(MacRumors経由):
iBeetle
フォルクスワーゲンは、iPhone 5との連携を初めて実現するためにiBeetleを構想しました。iBeetleは、Appleと共同開発したiPhone用の本格的な統合インターフェースを搭載した世界初の車の一つです。前述の通り、この特別モデルはクーペとカブリオレの2タイプが用意されています。iBeetleのカラーリングと装備は、クパティーノに本社を置く米国企業のスタイルとリンクしており、同社のスマートフォンのアイコンと、世界で最も象徴的な自動車デザインの一つであるiBeetleが調和しています。
2014 年初頭に発売予定の iBeetle (先行販売は 2013 年 10 月にすでに開始) は、標準の iPhone インターフェースだけでなく、その他のカスタマイズされた機能もオーナーに提供される予定です。
iBeetleアプリには、Gフォースメーター、コンパス、クロノメーター、そして運転時間を比較したり燃費を最大限に高めたりできる特別なトレーナーモードなどの機能も搭載されます。多くのファンが期待していた「iCar」とは全く異なるものですが、iPhoneと車とのインタラクションを実現する興味深い新しい方法であることは間違いありません。
iBeetle は 2014 年初頭より発売され、予約注文は今年 10 月から開始されます。