AmazonがAppleCareの独自バージョンを近々提供する可能性

AmazonがAppleCareの独自バージョンを近々提供する可能性

「Amazonstateなら安心ですよ」「『KindleCare』はどうですか?」「いや、保育園みたいですね」。Amazonの会議室では、近いうちにこんな会話が交わされるかもしれない。Amazonは延長保証という名の金儲けの世界に参入しようとしているようだ。

ギガOM:

アマゾンは今月初めに提出した2件の商標出願によると、アップルのAppleCareに類似した延長保証および修理サービスを検討している可能性がある。また、これらの出願は、同社がKindleブランドを現在のタブレットや電子書籍リーダーの分野をはるかに超えて拡大する可能性があることを示唆している。

同社は12月13日に米国特許商標庁に「Kindle」というワードマークの商標出願を行いました。関連商品およびサービスの説明は以下のとおりです。

「コンピュータハードウェア、コンピュータ周辺機器、コンピュータネットワーク、民生用電子機器の保守、修理、アップデート、設置サービス、コンピュータハードウェア、コンピュータ周辺機器、コンピュータネットワーク、民生用電子機器の物理的保守の分野におけるコンサルティングサービス、コンピュータハードウェアの修理に関するトラブルシューティングなどの技術サポートサービス。」

どこかで見たことあるような… ああ、そうだ!AppleのAppleCare商標をそのままコピーしたんだ!(まあ、Appleからコピー&ペーストした後に、別の文章を追加しただけだけど…)

アマゾンが「ケア」事業に参入しようとしている、とでも言いたげでしょうか?理由は簡単です。延長保証は小売業者にとっての金のなる木ですから。ある推計によると、消費者はベストバイ、コストコ、そしてもちろんアップルが販売するような保証に年間最大250億ドルを費やしていると言われています。

Amazonは現在、Kindle購入者に延長保証を提供しています。これはAIG傘下のサードパーティプロバイダーであるServiceNetが提供するものです。このプロバイダーを仲介業者から排除すれば、Amazonは延長保証によって大きな変化を期待できるでしょう。

Kindleに関しては、Amazonは極めて薄い利益率で事業を展開しています。基本的に純利益である延長保証によるわずかな追加収入があれば、最終利益に大きく貢献するでしょう。