Apple、米国の学生向けに新しいアプリ開発カリキュラムを発表

Apple、米国の学生向けに新しいアプリ開発カリキュラムを発表

Appleは本日、アプリ経済におけるキャリアを志望する高校生と大学生を対象とした、新しいアプリ開発カリキュラムを発表しました。カリキュラムは本日よりiBooks Storeから無料でダウンロードできます。

Apple、米国の学生向けに新しいアプリ開発カリキュラムを発表

App Development with Swiftは、Appleのエンジニアと教育者が設計した1年間のコースです。世界で最も人気のあるプログラミング言語の一つであるSwiftを用いて、アプリデザインの要素を学生に教えます。学生は、完全に機能するアプリのコーディングと設計を学び、ソフトウェア開発と情報技術における重要な職務スキルを習得します。

全米6校のコミュニティカレッジが、秋からこのカリキュラムの提供を開始します。参加校は、アラバマ・コミュニティカレッジ・システム、コロンバス州立コミュニティカレッジ、ハリスバーグ・エリア・コミュニティカレッジ、ヒューストン・コミュニティカレッジ、メサ・コミュニティカレッジ、サンマテオ・コミュニティカレッジ・ディストリクトです。

「プログラミングが個人、そして米国経済全体に与える影響を、私たちは直接目にしてきました。アプリ経済とソフトウェア開発は、アメリカで最も急速に成長している雇用分野の一つであり、教育者と学生にプログラミングを学ぶためのツールを提供できることを大変嬉しく思います」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「コミュニティカレッジは、学生が夢を実現する上で重要な役割を果たしています。これらのコースが、あらゆる年齢や背景を持つ人々が、自分の好きなことを追求するための扉を開くことを願っています。」

Swift によるアプリ開発は、Apple の既存の K-12 Everyone Can Code カリキュラムの拡張版であり、誰もがコーディングを学び、書き、教えることができるようになります。

Swift は、次世代の最先端ソフトウェアを作成するために必要な自由と機能を開発者に提供する、Apple の強力で直感的なプログラミング言語です。

Swift Playgrounds のダウンロード数は 100 万回を超えているほか、Everyone Can Code の追加教材のダウンロード数は 43 万回を超えており、秋には全米の 1,000 校以上の学校が Everyone Can Code 教材を使った授業を行う予定です。