Appleは木曜日に、iOS 10.1とmacOS Sierra 10.12.1の最初のベータ版をパブリックベータテスターに配信しました。クパティーノに拠点を置く同社は水曜日に同じベータ版を開発者向けに配信しました。macOS 10.12.0の最初のパブリックバージョンは火曜日に一般公開され、iOS 10は1週間強前に一般公開されました。
iOS 10.1
Apple Public Beta Testerプログラムに登録されているベータテスターは、iOSデバイスに適切な証明書をインストールすると、iOS 10ベータアップデートをOTA(無線)で受信できます。(メンバーの方は、その方法をご存知でしょう。)
iOS 10.1では、9月7日のiPhone 7発表会で初めて発表された、iPhone 7 Plus向けの「ポートレート」モードが新たに搭載されます。ポートレートモードは、かつては高級デジタル一眼レフカメラの得意技だった、被写界深度の浅い画像に似た効果を生み出します。この効果により、手前の被写体にピントを合わせ、背景をぼかした写真を作成できます。
新しいポートレートモードは、深度マップを作成するために必要な2枚の画像を撮影するために、大型端末のデュアルレンズカメラを必要とするため、iPhone 7 Plusのみの機能です。新しいカメラモード以外に、このアップデートではバグ修正とパフォーマンスの向上が図られているようです。
macOS シエラ 10.12.1
Apple パブリック ベータ テスター プログラムに参加しているすべてのベータ テスターは、Mac App Store の「アップデート」タブから新しいベータ版をダウンロードしてインストールできます。
macOS Sierra 10.12.1の最初のベータ版は、バグ修正やパフォーマンス向上といった内部的な改善に重点が置かれているようです。また、iPhone 7 Plusユーザー向けに、iOS 10の新機能ポートレート機能に対応した写真アプリのアルバムサポートも追加されました。
Appleパブリックベータテスタープログラムに登録する
新しいベータ版は現在、開発者とパブリックベータテストプログラムのメンバーのみが利用できます。アップデートは後日一般公開されます。Appleパブリックベータテスタープログラムへの参加を希望するiOSおよびMacユーザーは、Appleのベータテストウェブサイトにアクセスしてサインアップできます。