Apple Payは今月で2周年を迎えますが、Appleは依然として非接触型決済システムの利用拡大策を模索しています。最近、このソリューションは公共交通機関にも導入され始めています。
ブルームバーグ：
Appleもサービスを強化している。今月から、日本の通勤客はApple Payで鉄道の切符を購入できるようになる。これはAppleにとって大きなビジネスチャンスとなる可能性がある。JR東日本だけでも、3月末までの1年間で1日あたり1,740万人の乗客を運んだ。AppleはiPhoneにこのサービスに対応する専用チップを搭載している。Apple Payは既にロンドン地下鉄、バス、その他の交通機関で利用可能となっている。
先週、ニューヨーク市都市圏交通局（MTA）は、運賃とパスの支払いオプションとしてApple Payを追加しました。MTA eTixアプリでApple Payを使ってチケットを購入するには、購入したいチケットまたはパスを選択し、「Apple Payで支払う」オプションを選択し、iPhoneのTouch IDセンサーで支払いを確定するだけです。
最近まで、Apple Payの最も人気の鉄道接続は、ロンドン地下鉄をはじめとするイングランドの首都ロンドンの他のシステムを運営するロンドン交通局でした。そこでは、乗客はレジや自動販売機と同じように、改札口でApple Payを使って支払いを済ませることができます（タップ＆ゴー）。
Appleがより多くの交通機関との提携に関心を持つのは、世界中の様々な交通機関が毎日何百万人もの乗客を運んでいるからです。交通機関の決済がほんの少しでも利用されれば、Appleの金庫には大きな利益が入るでしょう。
