中国のiOSデバイス2100万台の大部分は都市部に集中している

中国のiOSデバイス2100万台の大部分は都市部に集中している

新たな推計によれば、2011年末の時点で中国には2,100万台のiOSデバイスがあり、その大部分は同国の大都市圏に集中しているという。

ジョシュ・オン、AppleInsider:

中国に特化した「戦略アドバイザリー会社」であるStenvall Skoeldは先週末、中国におけるAppleの地域別普及率を推定するレポート(The Next Web経由)を発表した。この分析は、同社独自の情報に加え、モルガン・スタンレー、Flurry Analytics、中国のモバイル調査会社Umengなど、様々な情報源からのデータを組み合わせたものだ。

この報告書によると、中国におけるiOSデバイスの半数以上が、ごく少数の省と都市に集中している。iOSデバイスの普及率が最も高いのは広東省で13.42%、次いで北京市で10.38%だった。上海、浙江、江蘇省が上位5位を占めた。西部のチベット省はiOSデバイスの普及率が最も低く、0.10%と推定されている。

オン氏は、「Flurryは最近、iOSとAndroidデバイスのアクティベーションにおいて中国が世界トップであると発表しました。昨年末の別の分析では、中国が米国を抜いて世界最大のスマートフォン市場になったとされています。」と述べています。

中国移動はiPhoneを公式に販売していないにもかかわらず、自社ネットワーク上には1500万人のiPhoneユーザーがいると主張しており、中国におけるiOSデバイスの数は報告書が示すよりもはるかに多いと思われる。