新しい iPad のバッテリーが 100% を超えて充電される可能性がある ( DisplayMateによって明らかにされた) という懸念と、それがバッテリーに良くないのではないかと心配する人がいることを受けて、Apple の Michael Tchao 氏はAllThingsDに対して声明を発表し、この問題、というよりは問題がないということ、そして iOS デバイスの充電の仕組みについて説明しました。
仕組みはこうです。AppleはiPad（そしてiPhoneとiPod Touch）が完全充電状態に達する直前に、充電完了として表示します。そして、100%まで充電を続け、その後少し放電してから再び100%まで充電するというプロセスを、デバイスが電源から外されるまで繰り返します。
そうすることで、デバイスは最適な充電を維持できると、Apple 副社長のマイケル・チャオ氏は本日 AllThingsD に語った。
「この回路は、デバイスを好きなだけ接続したままにできるように設計されています」とチャオ氏は述べた。「これはiOSにずっと備わっている素晴らしい機能です。」
チャオ氏はまた、新しいiPadは、プラグを抜いたときにバッテリーがまだ「トリクル充電」中であっても、10時間のバッテリー駆動時間を達成できると予想できることを指摘し、Appleは充電サイクル全体を通してバッテリー残量を表示しているため、デバイスが長時間にわたって99%充電されたままになっても顧客が心配することはない、と説明している。
多くの人が疑っていたように、「バッテリーゲート」は大きな問題ではないどころか、全く問題ではありません。むしろ、機能の一つです。
