最近、Appleが高解像度Retinaディスプレイを搭載したMacのリリースを準備している可能性を示唆する兆候が数多く見られました。本日、AppleInsiderは、Appleの最新OS X 10.7.4リリースにおけるシステムグラフィックのアップデートという形で、さらなる手がかりを発見しました。
一例として、OS X 10.7.4 のテキストエディットアプリが挙げられます。上の画像(クリックするとフルサイズ版が表示されます。こちらの方が分かりやすいです)が示すように、Apple は 10.7.4 でアイコンの最大サイズを 512×512 から 1024×1024 にアップグレードしました。しかし、さらに興味深いのは、この画像には 512 ポイントしか表示されていないことです。
アプリケーションアイコンのピクセル数が倍増したことは、AppleがiPhone、iPad、iPod touchに現在搭載されているRetinaディスプレイのような超高解像度ディスプレイを搭載した新型Macの導入を計画していることを示唆している。3月に発売されたAppleの新型iPadは、9.7インチディスプレイに310万ピクセルを搭載しており、1080pのハイビジョンテレビよりも高い解像度を実現している。
これは、AppleがMac OS Xを次世代の高解像度ディスプレイ向けに最適化し続けることを示唆する、長々と続くヒントの最新の1つに過ぎません。その手がかりはOS X全体(アップデートされたシステムグラフィック、カーソル、そして隠されたHiDPIモード)と、AppleのMessages for Macベータ版に見つかっています。
Apple がシステム グラフィックスとリソースを高解像度バージョンで更新し続けているという事実は、Retina レベルの Mac が遅かれ早かれ登場する可能性があることを示唆しているようです。また、Apple は自社のアプリを高解像度画像でテストして、すべてが期待どおりに見えることを確認しています。
さらなる噂によると、Apple は、現在の 15 インチ MacBook Pro ディスプレイの 4 倍の解像度 (2880×1800 ピクセル) を誇る Retina ディスプレイで MacBook シリーズをアップデートする準備をしている可能性があるとのことです。
Apple の MacBook と iMac がアップデートの予定であること、Intel が Ivy Bridge プロセッサで「Retina」ディスプレイのサポートを具体的に示唆していること、そして OS X 10.8 Mountain Lion が今夏にリリース予定であることを考えると、Apple が何を用意しているかを見るのは興味深いでしょう。