7.85インチ版iPad（通称「iPad mini」）に関する噂は数多くあり、最初の噂は初代iPadの発売直後にまで遡ります。しかし、Appleの権威であるジョン・グルーバー氏による新たな発言は、Appleが実際にそのようなデバイスをテストしているという説をさらに裏付けているようです。
TheTechBlockは、グルーバー氏が自身のポッドキャスト「The Talk Show」で行ったコメントを取り上げている。その中でグルーバー氏は、複数の情報源から、Appleが確かにこのアイデアを「検討中」であると聞かされたと主張している。
「私が知っているのは、彼らの研究室に1台、7.85インチのiPadが1台あるということです。1024 x 768の解像度で動作します。9.7インチiPadを少し小さくしたような感じです。アプリを再設計したり再コンパイルしたりしなくても、iPad上で動作するはずです。iPadが小さくなっただけです。」
グルーバー氏はAppleに関する情報源として非常に正確であり、Appleや同社の内部事情に詳しい人々との繋がりも深い。そのため、彼の発言は間違いなく注目に値する。
しかし、グルーバー氏が指摘するように、Appleは多くのプロトタイプを作成し、テストしているものの、実際には公開されていないことも特筆すべき点です。スティーブ・ジョブズ氏もまた、iPadの小型版という概念に反対の立場を表明したことで知られています。
過去には、Appleが7.85インチiPadをテストしているという強い兆候があり、Appleがサプライヤーから見積もりを取り、将来的に生産に向けて協力している可能性もあると報じられたことさえありました。しかし、これらの情報はいずれも、そのような製品が実際に発売されるという明確な兆候ではありません。
