スティーブ・ジョブズの手書きApple-1仕様書、オークションで落札されず

スティーブ・ジョブズの手書きApple-1仕様書、オークションで落札されず

スティーブ・ジョブズが手書きしたApple-1の広告兼仕様書はオークションで落札されなかった。仕様書と並んでオークションに出品されていたApple初期の2つのアイテム、Apple-1コンピューターとApple Lisaは落札されたものの、やや期待外れの金額にとどまった。

カルト・オブ・マック:

1970年代半ばに書かれたこの文書は、ボナムズ・コレクション「宇宙史を含む科学技術史」の一部としてオークションに出品されました。当初の希望価格は6万ドルでしたが、入札は「わずか」2万8000ドルにとどまり、最低落札価格には届きませんでした。Apple関連の歴史的アイテムもいくつか落札されましたが、予想よりも低い価格で落札されました。

Apple-1コンピュータとApple Lisaはそれぞれ237,500ドルと31,250ドルで落札されました。Apple-1は250,000ドルから350,000ドル、Lisaは30,000ドルから50,000ドルで落札されると予想されていました。

手書きの仕様書が売れなかったこと、そして他の2点が低値だったことは、スティーブ・ジョブズのサイン入りMacworld Magazine創刊号の最終価格にとって好ましい兆候ではないかもしれない。「マットへ、スティーブ・ジョブズ」とサインされたこの雑誌(ジョブズは署名に大文字を使うことは滅多になかった)は、本日オークションに出品され、希望価格は1万ドルとなっている。

スティーブ・ジョブズのサインが入った品は引き続き好調に売れているが、市場にはアップルの記念品が溢れており、それが最近の落札価格の低迷につながっているのかもしれない。