Apple、この人物に誤ってLionの料金を122回請求

Apple、この人物に誤ってLionの料金を122回請求

どうやら、誰だって間違いは犯すものらしい。Appleでさえも!しかも今回はとんでもない!Appleは、ジョン・クリストマン氏のPayPalアカウントに、Lionのダウンロード費用として122回も請求し、合計3,878.40ドルを請求したというのだ!

クリストマン氏が意図的にLionを12回購入したわけではないことは明らかですが、何が問題になったのかは正確には分かりません。クリストマン氏はPayPalとAppleの両方にこの件を報告しましたが、両社は互いに相手を非難しています。両社とも調査中であると主張していますが、解決するまでクリストマン氏は約4,000ドルの損失を被ることになります。

クリストマン氏は、この問題は、iTunes が以前の購入を自動的にダウンロードできるようにする Apple の iCloud の新機能の 1 つに関連していると考えていると述べ、アカウント上の 121 回の追加購入の回数は、最新の iTunes 10.5 ベータ版を使用して App Store から以前に購入したアプリをダウンロードした回数と一致していると主張している。

個人的には、クリストマン氏が信じているようなことが実際に起こったのかどうか疑わしいが (iTunes App Store と Mac App Store はこのようにリンクされていない)、何かが間違っていたことは明らかだ。また、この問題をめぐって Apple サポート Web サイトで長々と議論されていることから、どうやらクリストマン氏だけが Lion の代金を何度も請求された唯一の人物ではないようだ。

さらに、上記のスクリーンショットでは購入履歴が「返金済み」と表示されているにもかかわらず、クリストマン氏はまだ返金を受けていないと主張しています。Appleは取引は1件のみで、PayPalに連絡したところ、23日にケースをクローズし、返金済みとしてマークしただけだったためです。クリストマン氏は、資金の損失により住宅ローンの支払いも不可能になると主張しています。

クリストマン氏のケースで何が起こったのか正確には不明だが、同氏のために事態を正すのは確かにアップルの責任だ。特にアップルは、同氏の事件を聞いた時点で何も疑問を持たずにペイパルへの支払いを返金することもできたのに、そうせず、まずは調査することを選んだことを考えると、その責任は大きい。