FCCがiOSスピードテストアプリをリリース - 全米のブロードバンドパフォーマンスのマッピングに役立つ

FCCがiOSスピードテストアプリをリリース - 全米のブロードバンドパフォーマンスのマッピングに役立つ

米国連邦通信委員会(FCC)は火曜日に、iOS向けのブロードバンド速度テストアプリをリリースしました。このアプリは、モバイルブロードバンドのパフォーマンス(Wi-Fiと携帯電話の両方)を分析し、接続のダウンロード速度とアップロード速度、遅延、パケットロスの概要を表示します。

FCCスピードテストのスクリーンショット

AppleInsider:

FCCは、Measuring Broadband America(米国のブロードバンド測定)の一環として、全米のブロードバンド速度マップを作成するためのFCC Speed Testツールを公開しました。re/codeによると、このアプリは昨年秋にAndroid版が初めてリリースされました。

プライバシーを懸念するユーザーのために、FCCは収集されたデータに固有または永続的な識別子が関連付けられていないことを保証しています。ただし、携帯電話基地局の識別子やGPS位置情報データといった「受動的な」指標は、ユーザーによる確認のためにサンドボックス化されたアプリ内に保存されます。匿名化されたデータは、集計のためにFCCのサーバーにアップロードされます。

このアプリは、固定ブロードバンドとモバイルブロードバンドの両方を測定し、「ブロードバンドサービス市場にさらなる明確さと競争をもたらす」ために設立された「Measuring Broadband America」プログラムの一部です 。

このアプリでは、ダウンロード/アップロード速度、ネットワーク遅延、パケットロスのテストが可能です。また、アプリ内から過去の統計データにアクセスすることも可能です。

FCCスピードテストアプリはApp Storeで入手できます。[直接リンク]