サムスンの弁護士、iPadとGalaxy Tabの区別に苦戦

サムスンの弁護士、iPadとGalaxy Tabの区別に苦戦

アップルとサムスンの間で特許と知的財産権をめぐる激しい法廷闘争が続く中、ロイター通信は、サムスン自身の弁護士ですらiPadとサムスンギャラクシータブの違いを見分けるのに苦労していると報じている。

米連邦地方裁判所のルーシー・コー判事は、サムスンのタブレット端末「ギャラクシータブ」シリーズがアップルのiPadの特許を侵害しているとの判決を下したが、アップルが訴訟を起こすには特許の有効性を証明しなければならない。

コー氏は、iPadとGalaxy Tabの間には明らかな類似点がいくつもあると繰り返し指摘し、サムスン自身の弁護士にこの2つのタブレットの違いを区別するよう要求するまでに至った。

審理中、コー氏は両方のタブレットを頭上に掲げ、サムスンの弁護士キャスリーン・サリバン氏に、どちらのタブレットがどちらかわかるか尋ねた。約3メートル離れた演壇に立っていたサリバン氏はこう答えた。

この距離では無理です、裁判長。

恥ずかしいですね、サムスン。本当に恥ずかしいですね。