Spotifyは水曜日、今月時点で有料会員数が4,000万人を超えたと発表しました。これは、2016年3月の3,000万人から1,000万人増加したことになります。Spotifyは世界最大の音楽ストリーミングサービスであり、最大のライバルであるApple Musicよりもはるかに高い会員数増加率を誇っています。
Apple Musicは2か月ごとに約200万人の新規加入者を獲得するペースで成長しており、今月時点で有料加入者数は1,700万人に達しているが、Spotifyは毎月300万人以上の新規加入者を獲得するペースでこの新興サービスを簡単に上回っている。
Spotifyのジョナサン・フォースター副社長は今年初め、Apple Musicは「ストリーミングの知名度を高めている」とし、同社の事業に悪影響を与えるどころか、むしろ貢献していると語ったと報じられている。
「Appleが参入してくれたのは素晴らしいことです。彼らは間違いなくストリーミングの認知度を高めています。自力で業界を築くのは難しいです」とフォースター氏は語った。「Apple Musicが始まって以来、私たちは以前よりも急速に成長し、ユーザー数も増えています。」
SpotifyはAppleと幾度となく対立してきた。最近では、iOS向けSpotifyアプリの新バージョンがアプリ内サインアップオプションを外部サインアップページへのリンクに置き換えたため、Appleはこれを却下した。SpotifyはAppleがApp Storeアプリの承認プロセスを利用して競合他社に損害を与えていると非難したが、AppleはSpotifyがAppleがすべての開発者に平等に適用しているルールの適用除外を求めていると反論した。（Appleはサブスクリプションを販売するiOS開発者に対し、アプリ内課金による提供を義務付けており、Appleはその手数料を受け取っている。）
（MacRumors経由）
