ウォール・ストリート・ジャーナル紙の 報道に よると、アップルは北米セールス責任者のゼイン・ロウ氏が退社し、新たな幹部を失うことになる。2年前にアップルに入社したロウ氏の後任には、ダグ・ベック氏が就任する。
MacRumorsによると、 ベック氏はすでに日本と韓国の両方での販売を監督しており、ロウ氏の退任後は北米での販売も担当する予定だという。
「ダグ・ベック氏は、日本と韓国におけるアップルの事業拡大に大きく貢献しました。彼の役割は北米での販売にも拡大しています」と、アップルの広報担当クリスティン・ヒューゲット氏は述べた。
アップルのCEOティム・クック氏は1月の業績報告で、北米での売上は若干減少したが、当時ベック氏が管理していた日本での売上は40%増加したと指摘した。
アップルはロウ氏の退社理由を明らかにしていないが、ロウ氏は 同社の広報担当副社長ケイティ・コットン氏とともに、同社を退職した著名人のリストに加わった。
両氏の退任は、アップルのオンラインおよび小売部門の新責任者であるアンジェラ・アーレンツ氏の着任直後に起きた。