Apple、tvOS 10.1とiOS 10.2ベータ版でシングルサインオンを利用可能に

Apple、tvOS 10.1とiOS 10.2ベータ版でシングルサインオンを利用可能に

Appleは、Apple TVとiOSデバイス向けに、待望のシングルサインオン機能をひっそりと有効化しました。残念ながら、現時点ではtvOS 10.1とiOS 10.2のベータ版を搭載したデバイスでのみ利用可能です。

Apple、tvOS 10.1とiOS 10.2ベータ版でシングルサインオンを利用可能に
Apple TVのスクリーンショットクレジット:MacRumors

シングル サインオンのサポートも、現時点では少数のケーブル サービスでのみサポートされており、Dish、GVTC Communications、Hotwire、Sling TV が今のところサポートを提供しています。

tvOS 10.1ベータ版を実行している第4世代Apple TVをお持ちのApple TVユーザーは、「設定」→「アカウント」に移動すると、 「TVプロバイダ」という選択肢があります。対応サービスにサインインすると、そのサブスクリプションに関連付けられたすべてのコンテンツにアクセスできるようになります。

iPhone および iPad ユーザーは、設定アプリ内のソーシャル ネットワーク設定と同じ領域に「TV プロバイダー」メニューがあります(以下を参照)。

Apple、tvOS 10.1とiOS 10.2ベータ版でシングルサインオンを利用可能に

シングルサインオンは、ユーザーがケーブル会社が許可するすべてのライブケーブルコンテンツに、複数のアプリから一度のログインでアクセスできるように設計されています。これは、Apple TVでの視聴体験を簡素化するためのAppleの取り組みです。

現時点では、シングルサインオンは上記の4つのプロバイダーのみでサポートされているため、この変更による利便性を享受できるのはApple TVユーザーの中でもごく一部に限られます。しかし、Appleはより多くのプロバイダーの参加を目指しており、今後は他のケーブルテレビや衛星放送のお客様にもご利用いただけるようになる予定です。

(MacRumors経由)