元ボーイング幹部ジェームズ・A・ベル氏がアップルの取締役に就任

元ボーイング幹部ジェームズ・A・ベル氏がアップルの取締役に就任

Appleは木曜日、元ボーイングCFO兼社長のジェームズ・A・ベル氏がAppleの取締役に選任されたと発表した。ベル氏は40年以上にわたる財務、戦略立案、そしてリーダーシップの経験を取締役会に持ち込む。

ジェームズ・ベル

「ジェームズは、ボーイング社で社長兼CFOとして輝かしいキャリアを築き、グローバル、金融、そして産業の分野で豊富な経験を持っています」と、AppleのCEO、ティム・クックは述べています。「彼をAppleの取締役会に迎えることができ、大変嬉しく思っており、共に働くことを楽しみにしています。」

ベル氏はボーイングに38年間勤務し、その間ボーイング・キャピタル・コーポレーションとボーイング・シェアード・サービスを統括し、2005年にはボーイング社の暫定CEOを務めた。

「私はApple製品の熱心なユーザーであり、同社の革新力に深く敬意を払っています」とベル氏は述べた。「Appleの取締役会に加わることができ大変嬉しく思います。今後もAppleの継続的な成功に、できる限りの形で貢献していきたいと考えています。」

ベル氏は、JPモルガン・チェース、ダウ・ケミカル・カンパニー、CDWの取締役であり、シカゴのラッシュ大学医療センターの評議員も務めています。また、優秀な教師や校長の育成を支援する「New Leaders for New Schools」に協力し、多くの地域団体の理事も務めました。カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校で会計学の学士号を取得しました。

ベル氏は、ティム・クックCEO、取締役会長で元ジェネンテック幹部のアート・レビンソン氏、アル・ゴア氏、ディズニー会長兼CEOのボブ・アイガー氏、グラミン銀行総裁兼CEOのアンドレア・ユング氏、元ノースロップ・グラマン会長兼CEOのロン・シュガー氏、ブラックロック共同創業者のスー・ワグナー氏とともにアップルの取締役会に加わる。