ロイターの報道によると、中国上海当局は、純正部品を使ってアップルの人気機種「iPhone」の非常に本物らしい偽物を製造・販売していた複雑なiPhone偽造組織を摘発し、その過程で容疑者5人を逮捕した。
これらの偽造iPhoneが本物のiPhoneの部品から作られているという事実こそが、この件で最も興味深い点です。おそらく、Appleの部品を製造している企業が、サードパーティに販売するために追加部品を製造し、サードパーティがそれらの部品を組み合わせて動作するデバイスを作り上げていると考えられます。報道によると、
偽造iPhoneの製造コストは、一部純正部品を使用したもので、約2,000元（313ドル）だった。同紙によると、偽造iPhoneは非正規市場やインターネットで約4,000元で販売されており、本物より数百元安いだけだった。警察の発表によると、偽造iPhoneは本物と同じ機能を備えていたが、バッテリー駆動時間が短かったという。
偽造者がこれらのデバイスで実際にiOSを実行できたかどうかは不明です。iOS風のスキンを持つAndroidのバージョンを実行しているだけかもしれません。YouTubeユーザーr0unakjainがアップロードした以下の動画からもわかるように、偽造iPhoneは驚くほど本物に見えますが、ソフトウェアの見た目は個人的には少しおかしいと思います。
