Apple Watch購入者の約90%がシリーズ3ではなく、より安価なシリーズ1を選択

Apple Watch購入者の約90%がシリーズ3ではなく、より安価なシリーズ1を選択

新たなスマートウォッチ市場情報レポートには、Apple Watch にとって良いニュースと悪いニュースの両方が記載されています。

良いニュースは、Appleが引き続き市場を支配し、シェア41%を占めていることです。一方、2位のFitbitは21%です。悪いニュースは、Apple Watch購入者の10人中9人近くが、Series 3ではなく、より古くて安価なSeries 1を選んでいるということです。

Apple Watch購入者の約90%がシリーズ3ではなく、より安価なシリーズ1を選択

カウンターポイントリサーチ:

四半期で最も売れたスマートウォッチ モデルについて、リサーチ ディレクターのニール・シャー氏は次のように述べています。「最初の 2 四半期はセルラー ベースの Apple Watch Series 3 が大きな話題となり注目を集めましたが、Apple iPhone ユーザーは実際には、Series 3 の非セルラー モデルではなく、非セルラー オプションとして Series 1 を選んでおり、これは多くの業界ウォッチャーにとって驚きです。また、セルラー接続を追加したい場合は Apple ユーザーが Series 3 を好んで選んでいることも示しています。それ以外の場合は、Series 1 が依然として最も人気のあるモデルであり、2018 年第 2 四半期に販売された Apple Watch の 10 台中 9 台を占めています。エコシステムの観点からは Apple にとって素晴らしいことですが、平均販売価格の観点からは、毎年新しい iPhone モデルが発売されるたびに Apple が期待するような上昇ではありません。

Apple Watch購入者の約90%がシリーズ3ではなく、より安価なシリーズ1を選択

もう一つ、あまり良いニュースとは言えないニュースがあります。Appleのシェアは前四半期に縮小し、2017年第2四半期の48%から今年の同四半期には41%に落ち込みました。FitbitはAppleのシェア低下の最大の恩恵を受けているようで、同期間における同社のシェアは8%から21%に上昇しました。

近々発売されるApple Watch Series 4が、Appleのウェアラブルデバイス市場全体にどのような影響を与えるのか、興味深いところです。昨日、Series 4の先行プレビューが公開されましたが、新型Watchは約15%画面が大きくなり、最大8つのコンプリケーションを備えた新しいウォッチフェイスを搭載できるようになっています。