今年初めのWWDCで発表されたiOS 6の最も重要な新機能の一つが、Passbookです。これは、映画のチケット、搭乗券、ギフトカードなどを管理できる全く新しいアプリです。Passbookを使えば、物理的なチケットやパスを持ち歩く必要がなくなり、残高、旅行書類、イベントなどをより簡単に管理できます。
AppleのiOS 6ページより:
Passbookを使えば、iPhoneやiPod touchをスキャンするだけで、フライトのチェックイン、映画の鑑賞、クーポンの利用ができます。クーポンの有効期限、コンサートの座席、そして大切なコーヒーショップのカード残高も確認できます。iPhoneやiPod touchを起動すると、空港に到着した時や、ギフトカードやクーポンを利用するためにお店に入った時など、適切な時間と場所でロック画面にパスが表示されます。さらに、フライトのチェックイン後にゲートが変更になった場合も、Passbookが警告を発するので、間違ったターミナルでくつろいでいないか確認できます。
Passbookを活用しているアプリやサービスはまだ多くありませんが、複数の航空会社（1、2）が既にこの機能をサポートしており、Fandangoの映画アプリではチケット管理にPassbookが使用されています。Passbook対応アプリの最新リストはこちらをご覧ください。
更新： The Next Web に は、Passbook が実際にどのように動作するかに関する詳細が記載されています。
パスは、企業がメール、アプリ、または顧客が選択したその他の手段を通じて直接顧客に発行され、ユーザーのPassbookに自動的に追加されます。Passbook自体以外にアプリは必要ありませんが、企業は事後的に変更を加えたいユーザーのために、アプリに「パス更新」機能を組み込むことができます。
開発者が積極的にサポートし始めたら、この機能がどのように発展していくのか楽しみです！Passbookの実際の動作については、こちらまたはこちらをクリックしてください。詳細については、iOS 6に関する記事をご覧ください。
