環境団体グリーンピースの新しい報告書(PDF)によると、電力を大量に消費するデータセンターに再生可能エネルギーを供給する方法を見つけたAppleは、シリコンバレーで「最も革新的で最も積極的な」企業だという。
AppleInsider:
iPhoneメーカーは、エネルギーの透明性、再生可能エネルギーへの取り組み、および、ノースカロライナ州メイデンのデータセンターの燃料電池設備と太陽光発電所のおかげによる展開で「A」を獲得した。Appleは、唯一残るカテゴリーであるエネルギー効率と緩和で「B」を獲得した。
グリーンピースはまた、Appleが地元の電力会社に対し、再生可能エネルギーによる電力購入オプションを提供するよう圧力をかけたことを称賛した。Appleが自社のデータセンターで必要とする電力のうち、自社で発電していないものはすべて、再生可能エネルギー源を利用する電力会社から購入している。これには地熱発電所や風力発電所などが含まれる。
グリーンピースが2012年にデータセンターに関する最後の報告書を発表して以来、同社の評価は大幅に向上している。当時グリーンピースは、アップルが電力需要を化石燃料に頼りすぎていると指摘していた。
グリーンピースはまだ改善の余地があるとみており、アップルはエネルギー効率の高い設計の詳細をテクノロジー業界全体にもっと共有すべきであり、そうすることで業界はクパチーノの企業の手法から学び、改善できるようになると述べている。