火曜日、iPhone向けの新しい暗号化通話アプリがリリースされました。オープンソースソフトウェアグループOpen Whisper SystemsがリリースしたSignalを使えば、iPhoneで無料で安全な通話が可能になります。
マックルーマーズ:
Signal はエンドツーエンドの暗号化を使用して iPhone の会話を保護し、第三者が盗聴できないようにします。Signal は 発信者の標準の電話番号を使用して通話を発信および受信し、すべての Signal 通話は WiFi またはデータ接続を使用した通常の電話通話のように機能します。
Open Whisper Systemsによると、Signalは安全な音声通信プロトコルであるZRTPを使用しています。アプリはバッテリー消費を抑えるため、着信時にプッシュ通知でユーザーに通知します。アプリはオープンソースソフトウェアであるため、誰でもコードを改良し、プロジェクトに貢献することができます。
Signalを設定するには、ユーザーは電話番号を入力し、SMS または電話で送信された 6 桁のコードを入力して確認し、アプリの使用を開始するだけです。
連絡先は自動的にアプリにインポートされますが、Signalを使用している連絡先のみがリストに表示されます。iPhoneにSignalをインストールしていない連絡先に電話をかける場合は、SMSで招待を送信するように求められます。
Signalで通話する際、双方の画面に表示される2つの単語によって、通話の安全性が確保されます。2人のユーザーは画面上の単語を交換し、一致していることを確認し、安全な接続が確立されたことを確認します。もし誰かが通話を盗聴していた場合、2つの単語は一致せず、通話が侵害されたことが示されます。
Open Whisper Systemsの創設者、モクシー・マーリンスパイク氏はWiredに対し、チームの目標は、通常の通話と同じくらい簡単に安全な通話を行えるようにすることだと語った。また、将来的には暗号化されたテキストメッセージもアプリに追加される予定だと述べた。
Signalは Open Whisper Systems のAndroid 向け RedPhone アプリと互換性があり、iOS ユーザーと Android ユーザーの間で安全な通話が可能になります。
SignalはiPhone版App Storeから無料でダウンロードできます。[直接リンク]
