クオ氏:iPhone 8はワイヤレス充電に対応した全面ガラスケースを採用

クオ氏:iPhone 8はワイヤレス充電に対応した全面ガラスケースを採用

KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、来年発売される「iPhone 8」はワイヤレス充電に対応するため、全面ガラス製の筐体を採用すると予測している。充電器はAppleの生産パートナーであるペガトロン社が製造する。

クオ氏:iPhone 8はワイヤレス充電に対応した全面ガラスケースを採用
ConceptsiPhoneによるiPhone 8のコンセプト

新型iPhoneが金属ケースからガラスケースに変更される理由の一つは、ワイヤレス充電への対応だと考えています。優れた性能を確保するためには、EMSサプライヤーがワイヤレス充電器の開発・製造を行うことが最適だと考えています。そうすることで、包括的なテストを実施できるからです。鴻海はOLED搭載iPhoneの開発・製造に最も多くのリソースを投入する必要があるため、Pegatronがワイヤレス充電器の独占サプライヤーになると予想しています。

クオ氏は、Appleが主力機種にワイヤレス充電機能を搭載する上で、全面ガラスケースへの移行が重要な鍵となると考えている。金属製ケースのデバイス向けのワイヤレス充電ソリューションは存在するものの、金属合金の無線周波数許容範囲の制約により、充電速度には限界がある。さらに、Appleのデザイナー、ジョナサン・アイブ氏は長年、全面ガラス製のiPhoneの開発を夢見ていたと言われている。

クオ氏は、ワイヤレス充電器が新製品の箱に含まれるのか、それともオプションのアクセサリになるのかは不明だが、2017年にはある程度のバンドルが行われ、2018年には増加するだろうと考えている。

アナリストのクオ氏は、最新モデルが発売されてからまだ2ヶ月強しか経っていないにもかかわらず、来年のiPhoneについて精力的に予測を続けている。先週、クオ氏は5.8インチのOLED搭載iPhoneが、従来の液晶ディスプレイを採用する4.7インチと5.5インチの新型iPhoneと並行して販売されると予測した。クオ氏によると、Appleは最新の技術とデザインをOLED搭載iPhoneに詰め込み、iPhoneラインナップにおける最高級のフラッグシップモデルにするという。

(MacRumors経由)