大型家電量販店ベスト・バイは水曜日、携帯電話販売に特化した「モバイル」店舗250店を閉鎖すると発表した。同社は、閉店の理由として売上不振を挙げている。ショッピングモールなどでよく見られるこれらの店舗は、5月末までに全て閉店する予定だ。
店舗の業績は当初好調だったものの、通信事業者、オンライン販売業者、さらにはアップルストアとの競争激化により、ベスト・バイ・モバイルの店舗での売上は減少した。
AppleInsider:
ベスト・バイのヒューバート・ジョリー最高経営責任者(CEO)はウォール・ストリート・ジャーナル紙への声明で、平均約1,400平方フィートの同社の携帯電話販売店は、4万平方フィートのフルサイズの店舗よりも運営コストが高いと述べた。
店舗の重要性はますます低下しており、モバイル店舗の売上はベスト・バイの総収入のわずか1%程度を占めるに過ぎない。
AT&T、スプリント、Tモバイル、ベライゾンといったキャリアが直営の店舗をオープンし、消費者に直接端末を販売するようになったため、売上は減少している。アップルも米国で自社の直営店舗を通じてiPhoneの販売促進を強化している。