KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏は、噂の多かった12.9インチ「iPad Pro」の大量生産は2015年第2四半期まで開始されない可能性があると述べている。

マックルーマーズ:
同氏は、iPad Pro は「高解像度、素早い応答、高い色彩飽和度」を実現するために酸化物パネルを使用するだろうと考えており、部品の歩留まりと組み立ての改善に必要な時間により、生産は 2015 年第 2 四半期まで延期されるだろうと見ている。
以前の報道ではiPad Proが2015年初頭に発売される可能性を示唆していたが、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の10月の報道では、AppleがiPhone 6 Plusの生産に注力するため、超大型タブレットの大量生産を遅らせていると主張した。
クオ氏のレポートにはiPadの売上予測も含まれており、同氏はiPadの売上が2015年第1四半期には前四半期比54.5%減の980万台に落ち込むと見ている。クオ氏は、新アプリの不足とタブレット市場の飽和が売上急落の原因になると述べている。
Appleは2014年の第1四半期に1,635万台のiPadを販売したが、iPadの販売台数は3四半期連続で減少している。