KGIのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleがサプライヤーの多様化を図る一環として、噂されている低価格のiPhoneの注文の大部分、および従来のiPhone 4とiPhone 4Sの注文の半分以上を製造パートナーのペガトロンに委託すると予測している。
AppleInsider:
Appleは長年、製造の大部分を鴻海（ホンハイ、通称フォックスコン）に委託してきたが、クオ氏はペガトロンがクパチーノのAppleにとって重要なiPhone事業に大きく貢献する可能性があると考えている。2013年には、低価格iPhoneの受注の75%、iPhone 4および4Sの生産の55%をペガトロンが担うとクオ氏は予測している。
Appleは、FDD-LTEおよびTDD-LTEのiPhone 5S、低価格のTDD-LTE iPhone、そして現行世代のiPhone 5の生産を含む、iPhone製造ニーズの大部分をFoxconnに引き続き委託する。Foxconnはまた、低価格のFDD-LTE iPhoneの受注の25%を獲得し、W-CDMAおよびCDMAのiPhone 4および4Sモデルの45%の株式を保有することになる。
クオ氏は、ペガトロンはODM/OEM比率が2012年の18％から今年は9％増加して27％となり、アップルの2013年iPhone計画からより大きな恩恵を受けるだろうと述べている。
上海の企業は、Apple製品に対応するため、他社製品を自社の組立ラインから撤退させているとの報道もある。将来的には100%Apple製品のみを使用する予定だと言われている。
