このMacのヒントはMark Greentree氏によるもので、元々はMark氏のブログ「Everyday Mac Support」に掲載されていました。Mark氏のその他のヒントについては、彼のサイトをご覧いただくか、Twitterでフォローするか、こちらのアーカイブ記事をご覧ください。
Mac を Lion にアップデートしたなら、Apple がユーザー全員に使ってほしいと考えている、デフォルトで設定されている新しい自然なスクロール オプションにすでに気づいているはずです。
つまり、例えばドキュメントやウェブページを上下にスクロールすると、上下が逆になってしまうのです。混乱するかもしれませんが、ご容赦ください。
ウィンドウの下部に移動するには、上方向にスクロールする必要があります。同様に、ウィンドウ内の上位レベルに戻るには、下方向にスクロールする必要があります。
このアイデアは、理論上もiPad/iPhone上でもうまく機能します。しかし、長年コンピューターを使ってきた人にとっては、この変更は多くの場合耐え難いものとなるでしょう。ありがたいことに、Appleにはこの機能をオフにして、誰もが慣れ親しんだ従来のスクロール方法に戻せるオプションが用意されています。
システム環境設定を開き、マウスまたはトラックパッドの設定に進みます。私はMagic Mouseのみを使用しているため、以下の設定はMagic Mouse固有のものです。ただし、「スクロールとズーム」タブを開くと、以下に示すトラックパッドの設定と同じものが利用できると思います。
下の画像で強調表示されているように、「マウス」を選択します。
開いたら、ポイント&クリックエリアにいることを確認してください。このエリアの一番上にある最初のオプションが「スクロール方向:ナチュラル」です。デフォルトでは、これは以下のようにオンになっています。
このオプションの選択を解除すると、以下のように表示されます。
その後、システム環境設定を閉じるだけで、次に長い形式のドキュメントを表示するときに、スクロールがこれまでずっと使い慣れていた以前の方法に戻っていることがわかります。
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