フォックスコンの2013年第2四半期の財務状況はアナリスト予想を上回る

フォックスコンの2013年第2四半期の財務状況はアナリスト予想を上回る

「Appleのデバイスを組み立てる会社」としてよく知られているFoxconnの名称で事業を展開する鴻海精密工業は、アナリスト予想を上回る売上高を発表した。これはAppleからの受注減少にもかかわらずである。

フォックスコンロゴ1

マクガズム:

フォックスコンが本日発表したデータによると、2013年第2四半期の売上高は8,970億台湾ドル(300億米ドル)だった。この数字は前年同期比0.6%増で、多くのアナリストの予想平均である8,290億台湾ドルを上回った。

フォックスコンは、テレビの受注によってアップルからの損失を補うことができた。ブルームバーグの報道によると、フォックスコンはテレビ事業と製造効率の向上を通じてアップル以外の売上高を増やす方法を模索しているという。

「iPhoneが依然として低迷しているため、テレビなど一部の分野だけが明るい兆しを見せているのは、間違いなく驚きだ」と、台北の富邦金融控股のアーサー・リャオ氏は述べた。「問題は、アップルの新製品が第3四半期末まで発売されないため、この好調さを維持できるかどうかだ」

中国顧客からの受注増加と大型テレビの積極的な販売が、フォックスコンにとってアップルからの受注減少を相殺するのに役立ったと考えられている。