グーグル会長のエリック・シュミット氏は、アンドロイド向けにiPhoneのアイデアを盗用する可能性に関する利益相反で解任される前はアップルの取締役を務めていたが、アップルについて、しばしば虚偽か過度に単純化された大げさな発言を連発することで知られている。
注目すべき例としては、Android は iOS よりも安全であると宣言したこと（これは事実としてはまったくの誤り）、スティーブ・ジョブズと Apple の Google および Android に対する特許戦争を揶揄したこと、Android がモバイル戦争で「明らかに勝っている」と主張したこと、Apple が Google マップを放棄したことを風刺したこと、そして最も偽善的なことに特許訴訟に反対する声明を出したことが挙げられます。
シュミット氏はまたしても、Androidがモバイルスマートフォン市場の80%を占め、Appleを明らかに圧倒していると主張している（これはせいぜいかろうじて正しい程度だが）。さらに、AndroidはAppleよりも直感的に操作できるとも主張している。さらに、iPhoneからAndroidへの乗り換えガイドまで執筆し、iPhoneよりも「優れている」と評した複数の機種を挙げている。
以下は彼の Google+ の投稿からの直接引用です ( 9to5Mac経由)。
iPhoneユーザーの友達の多くがAndroidに乗り換えています。Samsung（Galaxy S4）、Motorola（Verizon Droid Ultra）、そしてNexus 5（AT&T、Sprint、T-Mobile向け）の最新ハイエンドスマートフォンは、画面が美しく、速度も速く、インターフェースもはるかに直感的です。iPhoneユーザーにとって、まさに最高のクリスマスプレゼントです！
乗り換えを成功させるためのおすすめの手順をご紹介します。PCからMacに乗り換えて二度と戻らない人と同じように、iPhoneからAndroidに乗り換えたら、きっと二度と戻らないでしょう。すべてがクラウドに保存され、バックアップされ、選択肢も豊富だからです。最新の調査によると、世界の80%の人がAndroidを支持しています。
誰であろうと、競合他社の製品を不必要に劣悪だと決めつけ、その裏付けとして疑わしいデータを持ち出すのは、品位の低い行為です。大企業の経営陣はこんなことはしないはずです。そうでなければ、少なくとも事実関係をきちんと把握し、うぬぼれた発言をするのではなく、プロフェッショナルな対応をすべきです。
なんというシュミットだ。
