パイパー・ジャフレー:6月のMac売上は横ばい、9月四半期は前年同期比5%減の可能性

パイパー・ジャフレー:6月のMac売上は横ばい、9月四半期は前年同期比5%減の可能性

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏の最新レポートによると、AppleのMacの売上は引き続き横ばいとなっている。マンスター氏は市場調査会社NPDの7月のデータに基づいて分析を行った。

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MacRumors :

データに基づき、同氏は9月四半期のMacの売上が前年同期比で5%減少するという見通しを維持し、iPhoneとiPadの売上を考えるとMacの売上はそれほど重要ではなくなり、Appleの総収益のわずか15%を占めていると指摘し続けている。

マンスター氏は、NPDデータをAppleの世界販売実績に外挿することは依然として困難だと指摘しつつも、7月のデータは6月のレポートでわずかにマイナスだったものから「中立からわずかにプラス」に改善したと見ており、「全体として、6月にMacBookのアップデートがMacに若干の追い風となることを考えると、7月のデータは中立からわずかにプラスになる可能性が高いと考えています。9月四半期のMac販売台数は前年比5%減という見通しに引き続き自信を持っています」と述べています。

さらに、マンスターによるNPDデータに基づくiPodに関する分析では、iPodの販売台数が前年同期比で41%減少しており、9月四半期も前年同期比で20%減少すると予想されています。現在、iPodはAppleの売上高のわずか2%を占めています。