Appleの歴史を物語る、壁に飾れる素敵なアイテムをずっと探していたなら、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズに贈られた最初の株券が売りに出されています。アメリカン・エキスプレスのブラックカードをお持ちください。なんと、この株券を壁に飾るには19万5000ドルもかかります。(価格に額縁が含まれているかどうかは不明です。)
AppleInsider:
現在 Moments in Time で販売されているこの証明書は、書類にミシン目が入った 1981 年の日付から判断すると、1980 年に Apple が株式を公開した直後にジョブズ氏に発行されたものと思われる、と Silicon Beat は報じている。
Moments in Timeのゲイリー・ジメット氏によると、この証明書は1985年までジョブズ氏のオフィスの壁に掛けられていたという。ジョブズ氏がアップルの経営を手伝うために自ら抜擢した当時のCEO、ジョン・スカリー氏の権力闘争によって、ジョブズ氏がアップルから追い出されたことはよく知られている。
当然のことながら、ジョブズは激怒してオフィスを去り、オフィスにあったものをほとんど持ち出そうともしませんでした。ジョブズが会社を去った直後、スカリーは従業員にジョブズのオフィスを片付けるよう命じました。現在売りに出されている株券は、オフィスにあった他の品物と共にゴミ箱に捨てられました。しかし、機転の利いたあるアップル社員が株券を回収し、31年間も保管し続けました。
ジョブズは、NeXT社の買収により、Appleに華々しく復帰しました。クパチーノ本社の経営幹部に復帰し、iMac、Intel搭載Mac、iPhone、iPadを通じて、破綻寸前だったAppleの復活に貢献しました。
株券を売りに出した匿名の従業員は、この書類に公証された真正証明書を添付している。ジメット氏は、この書類の正当性を証明する他の証拠として、株券のミシン目に入った日付と社印を挙げている。
ジョブズが署名した文書は珍しく、市場ではかなりの高値で取引されている。2011年には、ジョブズと共同創業者のスティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインが署名した創業文書の原本を含む文書コレクションが160万ドルで落札された。
「ジョブズが署名した重要なコンテンツはすべて購入したいと思っている」とジメット氏は語った。かつてジョブズ氏の個人所有物だったものを売ることに何の抵抗もないジメット氏はそう語った。
「CEOがオフィスの片付けを命じたんです」とジメットは言った。「だから拾った者勝ちです」