Microsoftは、Visual StudioコーディングプラットフォームをMacに移植するという発表を行い、その後撤回しました。一般の人々にとっては興味深いものではないかもしれませんが、開発者にとってはこれがMicrosoftにとって大きな動きであることは明らかです。

レドモンドの同社は当初、水曜日に開催される開発者向けカンファレンス「Connect()」で発表する予定だったが、 The Vergeは マイクロソフトによる発表記事を発見した。(マイクロソフトのブログ記事は現在削除されている。)
マイクロソフトは長年、Windows専用バージョンのアプリ開発プラットフォームによって開発者をWindowsプラットフォームに囲い込もうとしてきましたが、収益源をWindowsからクラウド事業へと移行し始めています。プラットフォームに依存しないこの動きは、開発者がローカルでホストされるアプリから、MicrosoftのAzureプラットフォームやAmazonのAWSサービスなどのクラウドベースのサーバーへと移行する中で起こっています。
クロスプラットフォーム対応のVisual Studioにより、MicrosoftはあらゆるOSで開発を行いたいプロフェッショナルに開発ツールを提供します。Microsoftの新しいMac開発環境は、RoslynコンパイラプラットフォームとMSBuildのバックグラウンドツールを活用し、Xamarin Studioアプリ開発プラットフォームをベースとしています。これにより、Macベースの開発者はWindowsマシンを購入したり、Visual Studioを使用するための仮想マシンをセットアップしたりすることなく、Windows向けの開発が可能になります。
Microsoft は、今週後半に開催される Connect(); カンファレンスで Visual Studio for Mac のリリースを正式に発表する予定です。