アップルのCEOティム・クック氏は木曜日、CNBCの「マッド・マネー」に電話出演し、司会のジム・クレイマー氏にヘルスケアやリサーチキットからApple Pay、そしてアップルの次のフロンティアまで幅広い話題について語った。
マックルーマーズ:
製品開発に関して「次のフロンティア」は何だと思うかと尋ねられたティム・クック氏は、自動車や住宅とともに健康が「最大のもの」であると強調した。
クック氏はクレイマー氏に対し、ユーザーが自身の健康とフィットネスの統計を追跡できるApple Watchのようなデバイスや、ヘルスケアアプリやResearchKitフレームワークなどのサービスは、「おそらく大幅に過小評価されている」市場の一部であると語った。
クック氏は、ResearchKitは「まさにゲームチェンジャーだ」と述べた。このオープンソースフレームワークは先週月曜日のAppleのメディアイベントでデビューし、既に複数のアプリが利用可能になっている。スタンフォード大学の研究者らは、「My Heart Counts」アプリの提供初日に1万1000件以上の登録があったと報告している。
クック氏は、アップルウォッチが糖尿病や血圧をモニターし、がんを発見できるようになるのは「我々が生きている間に実現すると思うか」とクレイマー氏に問われると、「もちろん、そう思う」と答えた。
クック氏はまた、スティーブ・ジョブズ氏についても語り、今日のアップル製品の多くはジョブズ氏の死後に考案されたにもかかわらず、ジョブズ氏のDNAが今も「会社に深く根付いている」と語った。