Apple のプロ向けビデオ編集ツール Final Cut Pro X は火曜日に大幅なアップデートが行われ、RED カメラのサポート、ネイティブ REDCODE RAW 編集、タイムラインでのマルチチャンネル オーディオ ファイルの拡張などの新機能が追加されました。
AppleInsider:
新しく統合されたインポートウィンドウも搭載され、ファイルベースのカメラとファイルフォルダーの両方からメディアを転送できるようになりました。また、「共有」インターフェースも再設計され、プロジェクトや選択範囲を1つまたは複数の保存先にエクスポートできるようになりました。
Final Cut バージョン 10.0.6 が Mac App Store で配信開始となりました。ダウンロードサイズは 1.53GB で、OS X 10.6.8 以降が必要です。既存ユーザーは無料でアップデートでき、新規ユーザーは 299.99 ドルでご購入いただけます。
Apple によると、Final Cut Pro X 10.0.6 のその他の機能と修正の完全なリストは次のとおりです。
- MXF プラグインのサポートにより、サードパーティのプラグインを使用して、インポートから配信まで MXF ファイルをネイティブに操作できます。
- デュアルビューアーにはそれぞれビデオスコープディスプレイが備わっており、アクションと色を一致させてショットを比較できます。
- ビデオファイル、DVD、Blu-ray ディスクにエクスポートするためのタイムラインにチャプター マーカーを追加するオプション
- 範囲選択では、イベントブラウザの開始点と終了点が保持され、1つのクリップに複数の範囲選択を作成できるようになりました。
- 貼り付け属性ウィンドウでは、クリップ間でコピーする特定のエフェクトを選択できます。
- 柔軟なクリップ接続により、プライマリストーリーラインでクリップをスリップ、スライド、または移動するときに、接続されたクリップを所定の位置に維持できます。
- たった1回のキー操作でタイムラインにフリーズフレームを追加できます
- 直感的な画面上のコントロールで位置、エッジのフォールオフ、角度などを調整できるドロップシャドウ効果
- マルチカムクリップ内で複数の角度からのオーディオを組み合わせるための新しいコントロール
- タイムラインで複合クリップを作成すると、クリップがイベントブラウザに保存され、他のプロジェクトで再利用できるようになりました。
- メタデータのインポートとエクスポート機能を備えたXML 1.2により、サードパーティ製アプリとのより充実した統合が可能
Final Cut バージョン 10.0.6 が Mac App Store で入手可能になりました。(直接リンク)
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