日本の携帯電話会社ソフトバンクは最近、米国の携帯電話会社スプリントの株式を200億ドルで買収することに合意し、同社がiPhoneとiPadを使って新規顧客を獲得したことで第3四半期の利益が倍増したと発表した。
ブルームバーグ:
東京に本社を置く同社は本日発表した声明で、12月期の純利益が前年同期の328億円から659億円(7億2,400万ドル)に増加したと発表した。売上高は7.1%増の9,237億円となった。
米国進出のためスプリントの株式を取得しただけでなく、iPhoneユーザーの帯域幅需要に対応するため、日本の携帯電話事業者であるイー・アクセス株式会社も買収しました。アップル製品の販売は、過去4年間でソフトバンクの収益を7倍以上に押し上げました。
「ドコモとは異なり、ソフトバンクはすべて順調に進んでいる」と、クレディ・スイス・グループのアナリスト、早川仁氏は述べた。NTTドコモは日本最大の携帯電話事業者だ。
ドコモは昨日、12月31日までの9ヶ月間の営業利益が前年同期比5.6%減の7022億円、純利益が5.5%増の4165億円となったと発表した。iPhoneを提供していない同社は、11月に契約数が純減したと発表し、5年以上ぶりの減少となった。
ソフトバンクは、基本料金を値下げし、国内で初めてiPhoneを提供することで、ドコモやKDDIとの加入者数の差を縮めた。