米国のPC出荷が引き続き減少し、AppleはPC市場全体で遅れをとる

米国のPC出荷が引き続き減少し、AppleはPC市場全体で遅れをとる

ガートナーは木曜日に2013年第2四半期のPC出荷台数の暫定値を発表し、世界全体の出荷台数が前年同期比11%減少したと示しました。米国市場は世界市場よりも好調でしたが、それでも1.4%の減少となりました。

ガートナー_2Q13_us

Gartner、MacRumors経由:

ガートナーの主席アナリスト、北川美香子氏は、「PC市場の縮小は、PCのインストールベースの縮小と直接結びついています。成熟市場や先進市場では、安価なタブレットが主に消費目的で利用されていたローエンドマシンに取って代わっています」と述べています。「新興市場では、安価なタブレットが多くの人にとって初めてのコンピューティングデバイスとなっており、PCの購入を先延ばしにする人が増えています。これは、ミニノートPC市場の崩壊にもつながっています。」 

ガートナーによると、Appleは米国市場全体の出荷台数を下回っており、Macメーカーの出荷台数は4.3%減少したのに対し、PC市場全体では1.4%の減少となっている。Appleは米国市場でHPとDellに次ぐ3位を維持しているが、4位のLenovoは米国市場で前年比20%の成長を遂げており、Appleの背後に大きく迫っている。

ガートナー_2Q13_米国トレンド

ガートナーによれば、世界全体では Apple は世界のトップ 5 ベンダーに入らず、Asus が市場シェア 6.0% で第 5 位となっている。